※カルフィーダーは(公財)東京都中小企業振興公社 中小企業ニューマーケット開拓支援事業の支援対象製品です
商品名 | アルミ用カルフィーダーAL | 鉄用カルフィーダーF |
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機械画像 | ||
目 的 | アルミの粉じん爆発を防止するため、集塵機のダスト吸引状況やダストの爆発下限界濃度を検証したうえで炭酸カルシウムの適正供給量を決めます。集塵機の稼働中のみ動作するとともに供給量は調整できるため廃棄量(ダスト+炭酸カルシウム)を抑えることができます。 | 鉄粉などの粉じん火災を防止するため、集塵機のダスト吸引状況や着火性を検証したうえで炭酸カルシウムの適正量を決めます。集塵機の稼働中のみ動作するとともに供給量は調整できるため廃棄量(ダスト+炭酸カルシウム)を抑えることができます。 |
動作 |
スイッチONの後、集塵機の風(吸引力)を検知しカルフィーダーが作動。 予め供給量を決めておけば集塵機の動作に合わせて粉体を供給開始。 *オプション:吸引力に変わり集塵機の動作信号と同期してカルフィーダーを連動する場合は電気改造工事が必要。 |
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サイズ *シグナルタワー含む |
W500mm×D525mm×H809mm *W500mm×D525mm×H1170mm |
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炭酸カルシウム充填量 | 25kg(1袋分) | |
電 圧 | 100V | |
危険度判定テスト | 爆発下限界濃度測定試験 | 小ガス炎着火試験 |
主な使用例 | ダイカスト、チタン加工 | 鍛造、ピーニング、プラスチック |
粉体供給量の調整機能 (インバータ) |
標準(連続、間欠供給共に可) | |
粉体残量不足時の警告 (レベルセンサー) |
標準(不足時ブザーとシグナルタワーで警告) | |
シグナルタワー | 標準3段 | |
タッチパネル | 標準 | オプション |
キャスター | オプション | |
遠隔地へのお知らせ機能(Wi-Fi) | オプション | |
火災発生時の強制炭酸 カルシウム供給 |
オプション |
【実 態】
集塵機火災は意外と多く発生しています。ところが工場内で起きた火災(ぼや程度)は、しっかり報告されずにもみ消されたものもあるようです。
その実態は実際、表に出て来る数字よりも多くなっていることは間違いありません。→火災の原因は集塵機のダストに何かしらが引火したことにありますが、ちょっとした火種があればすぐに燃える危険なダストが集塵機内にたまっているケースが多く、一旦燃えるとなかなか消せません。払い落とそうとすると火の粉が周囲に飛び火します。
【対 策】
集塵機への安全対策には、大きく二つあります。燃えた後の対策(消火対策系)と燃える前の対策(防火系)です。
※防火系装置
防火対策として炭酸カルシウムを集塵機に供給し、燃えやすいダストに混ぜることにより危険性を減じる方法を採用しています。
※消火系装置
CO2消火装置のように燃えた或いは高温となった時点で不燃性のガスを噴射または噴霧して酸素を遮断し消火します。
試験名称 | 爆発下限界濃度測定試験 | 小ガス炎着火試験 | |
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お客様の爆発の可能性があるダストを採取 | お客様の火災の可能性があるダストを採取 | ||
お客様のダスト発生時の状況などヒアリング | お客様のダスト発生時の状況などヒアリング | ||
爆発下限界濃度測定後炭酸カルシウムの適正供給量決定 | 着火危険性測定後炭酸カルシウムの適正供給量決定 | ||
お客様集塵機の配管途中に供給口を設ける(注1) | お客様集塵機の配管途中に供給口を設ける(注1) | ||
カルフィーダー設置 | カルフィーダー設置 |
爆発下限界濃度試験 | 小ガス炎着火試験 | ||||||||||||||||
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粉じんに不燃物を混ぜ火花を飛ばして爆発の有無を確認
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10秒間炎を試料に触れて着火時間を測定
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【試験から判断するもの】
アルミなど可燃性粉じんが混ざるダストの「爆発の危険性を濃度の観点から測定」。結果をもとにカルフィーダーからの炭酸カルシウムなどの混入量を決定します。
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【試験から判断するもの】
鉄粉などが混じるダストが「どの程度燃えやすいかを着火状況から測定」。結果をもとにカルフィーダーからの炭酸カルシウムなどの混入量を決定します。
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【試験方法】
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【試験方法】
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